【教育費】子どもが大学受験するとき必要になる費用とは

筆者には現在、高校2年生になる子どもがいます(2019年11月現在)。ちょうど大学受験が変わるタイミングになる年齢です。新入試の「大学入試共通テスト」の英語4技能民間試験利用の延期で、子どもたちも私たち保護者も相当振り回されました。ただ、試験方法は変わっても、金額の違いはあるにせよ、だいたい決まったものにお金がかかってくるでしょう。

そこでここでは、子どもが大学受験するときに必要となる費用についてお伝えします。

学力アップのための勉強にかかる費用

計画的に勉強ができる子どもであれば、独学で大学受験も可能です。しかし、厳しい受験を考えると、少しでも学力アップを目指して学習塾に通うことになる子どもが多いのではないでしょうか。学習塾は意外とお金がかかります。筆者の上の子どもが大学受験したときは、個別指導の学習塾へ通わせたので、月々4万円程度の塾代がかかりました。集団で授業を受ける学習塾であれば、もう少し費用は抑えられるでしょう。けれども、塾側から夏期講習、冬期講習を勧められ、それに参加するとそれぞれ10万円を超す費用がかかりました。もしお子さんを学習塾に通わせるのであれば、月々の費用に加えて、夏期&冬期講習にそれぞれ追加料金がかかることを頭に入れておくことをおすすめします。

学習塾ですが、受験するすべての科目に対応しているわけではありません。理科や社会など対応していない科目は独学になります。その際、参考書や問題集を購入する費用も必要になります。

入試のために必要な費用

2020年からの「大学入試共通テスト」は現時点でどれくらいの費用がかかるのかは未定です(2019年11月現在)。とはいえ、受験費用がかかるのは必須なので、費用については現在採用されているセンター試験の場合でご紹介しますね。

入学検定料

◇センター試験の検定料

・3科目以上受験する場合 : 18,000円
・2科目以下受験する場合 : 12,000円

おそらく、大学入試共通テストも同じくらいの費用がかかるのではないでしょうか。

ただ、これだけでは大学受験はできません。志望大学へ個別に入学願書を提出して、それぞれ必要な検定料を払う必要があります。

 

◇国公立大学を受験するときの検定料

・二次試験費用 17,000円

 

◇私立大学を受験するときの検定料

・センター試験を利用する場合 :1校につき10,000~20,000円
・一般入試、AO入試、推薦入試を利用する場合 : 1校につき30,000~35,000円

私立大学は検定料が高めですが、インターネット出願をすると少し割引になります。また、同じ私立大学内の学部を併願する場合、併願割引がある学校もあります。

入学検定料以外にかかる費用

◇入学願書の取り寄せに費用がかかる場合も

私立大学の場合、願書を取り寄せるのに300~1,000円程度かかる場合があります。

 

◇2024年からは英語4技能の民間試験費用がかかる

大学入試共通テストでは、2024年から英語の4技能を、民間試験を利用して受験する予定です。費用がどうなるかは未定ですが、少なくとも1回につき1万円程度、試験によっては3万円弱の費用がかかりそうです。

 

◇入学願書の郵送代

インターネット出願の場合でも、入学願書と学校の調査書は郵送します。それも、簡易書留の速達で、という指定付き。簡易書留は320円、速達は290円かかり、加えて切手代もかかるので、1校の受験に約700円以上の郵便料金がかかることになります。入試の回数が増えるほど、郵便料金がかかることになるので、マネープランに組み込んでおいてくださいね。

 

◇受験日前後、受験当日にかかる費用

まず、大学までの交通費がかかります。また、遠方から受験する場合は宿泊費もかかります。ただ、地方在住でも大学によっては地方会場で受験できるところもあります。これは受験費用の節約にもなりますので、しっかりチェックしておきましょう。

 

入学手続きにかかる費用

大学受験に合格すると、1週間から10日のあいだに入学手続きをすることになります。その際納めるのが、入学金と一部の費用です。入学金は学校にもよりますが、約25~30万円かかります。

ここで1つ注意が必要な点があります。それは、第1志望校が最初に合格発表になるとは限らないという点です。第2希望以降の学校で最初に合格発表があった場合でも、第1希望校に必ず合格するとは限りません。第1志望校の合格発表がそれよりも後になるときは、最初に合格した学校をキープとして、入学手続きをしておくことになるでしょう。後から第1志望校にも合格して、最初に合格した学校を辞退することになった場合、入学金は返還されず、一部費用しか返ってきません。つまり、第1志望の大学と併願する大学の入学手続きの日程を考慮して、マネープランを立てる必要があるのです。

これはぜひ保護者の方がしっかりチェックしてマネープランを立ててくださいね。特に第1志望が国公立大学の場合は合格発表が私立大学の後になりますので、私立大学のキープは必須になります。

以上のように、大学受験には受験前の学習費用、入試のときにかかる費用、入学手続きに必要な費用に加えて、合格した大学をキープするために、入学金などを納めて入学手続きをしておく必要もあることをお伝えしました。大学は、入学してからの授業料も大きな出費となります。しかし、今準備しておくべき費用は、入学手続きまでの費用です。

お子さんの進路希望が定まってきたら、大学のホームページや大学のカタログなどを見て、どれくらいの費用がかかるのか、複数の受験をした場合に必要となる費用、合格した際の入学手続きのタイミングなど、事前にしっかりチェックしてマネープランを立てておくことをおすすめします。早めに着手することで、親御さんも落ち着いてお子さんの受験を応援することができますよ。

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